5月8日(日)、午前九時の気温20.8℃、夏を思わせる天気となりました。朝から強い日差しが降り注ぎました。
今日は、「岩船で磯の生き物観察をしよう」を開催いたしました。観察場所は岩船ですが、まずはセンターへ集合。自然相手の行事なので気を付けて行動するようにと注意を促しました。その後、観察場所へは各自自動車で移動なので、館内にあるセンター周辺の大きい地図(自然伝言板)を使い観察場所までのルートを説明しました。
全部で9台の車で移動となりました。無事に全員到着。海女さんでもある講師の紹介です。
潮が引き、初夏の海風が心地よく、磯の観察にはとても良い日となりました。
磯に入ると子どもたちも、大人たちも生き物探しに夢中です。子供達の喜ぶ顔も写真に納めることができました。
生き物を探し始めて20分弱。網ですくったり手で捕まえた生き物たちをバットに入れて大まかに仕分けをしました。講師から詳しい解説を聞きました。
職員も講師の解説を聞こうとしても、参加者の皆さんは熱心に聞き入って講師を取り囲んで写真もうまく撮れませんでした。
やっと講師の解説を聞くことができました。各種バットに分けて解説をしてくれました。観察できた生きものは、アカウニ、バフンウニ、ムラサキウニ、アメフラシ、ショウジンガニ、イソクズガニ、マダコ、イボニシ、バテイラ、ボウシュウボラ、ヤドカリなど。海藻の仲間は、カギイバラノリ、ワカメ、ヒジキ、フクロフノリ、アマモ、カジメなどたくさんの種類を解説できました。
今度は場所を少し移動して生き物を観察です。
ミルソーを使っても観察をしました。二回目に観察できた生きものは、ミルソーに入っているはタカノハダイ、その他にはクモヒトデ、フグ、などです。
最後はムラサキウニを割って実際に食べるなど、海女さんならではの観察会となりました。生きものたちを海に返しました。
終了後はアンケートに答えていただきました。アンケートには、「楽しかった」「また参加したい」「講師の解説が良かった」など有難い感想を頂きました。