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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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寒い日、それでも生き物たちは・・

1月13日、今朝はこの冬一番の冷え込みでした。センターの最低気温は-3.9℃。
朝、車の窓ガラスについていた氷を溶かしたり、削ったりと、皆それなりに時間をかけて出勤してきました。
朝8時30分ころ、車外温度計は1℃でした。  寒い・・!!

センターの水草水槽には
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厚さ4㎜程の氷が張っていました。


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畑のニンジンの葉にも、綺麗に霜が降りています。


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朝日に照らされ、昨日の雨で湿気を帯びていた草地から水蒸気が沸き上がっていました。


センター南の万木堰では
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ホシハジロが首を水に突っ込んで、何やら探しています。水に潜って採餌する鳥のようなので、エサを探しているだけかな?当地では冬鳥です。


そして、モクレンの枝には
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・・・何に見えますか?
百舌の早贄(モズのはやにえ)でしょう。バッタが刺さっていました。かなりミイラ化しています。
普通の鳥は獲物を足で押さえて食べますが、モズは枝に刺してついばむようです。でも、捕らえてはみたものの食べる気がないと、そのまま残っていることもあるようです。
見る限りはついばんだ様子がないので、食べるつもりで捕らえてはみたものの他のエサに目移りして放置された哀れなバッタ、ということになるのでしょうか。
ちなみに「贄」という漢字の意味は「神に供えるささげ物」という意味のようなので、信心深い鳥だったり、ということがあるのかどうか。皆さんはどう思われますか?

意外に近くの枝にも、百舌の早贄があるかもしれません。
身の回りを観察すると、意外な発見があるものです。

明日のセンター、最高気温は今日よりも2~3℃高めの晴れ、穏やかな日になる予報です。
健康のためにも散歩に出かけてみませんか。お待ちしております。
by isumi-sato | 2016-01-13 17:30 | センターこぼれ話