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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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畑の植物たち

11月7日(土)、午前9時の気温13.0℃、朝晩が冷え、昼間は暖かいので着て行くものに困る毎日です。
最高と最低では、昨日で12度もの温度差があります。
こんな寒暖の差が激しい時期でもセンターの畑では、特徴ある花や、実を観察することができます。

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今朝、畑に行くとサフランの花が可憐に咲いておりました。紫の発色が高尚な雰囲気をかもしだしています。サフランは不思議な花で、土や水の無いところで花を咲かせます。南ヨーロッパの乾燥したところが原産地だからです。三本に割れためしべは、薬用があると言われパエリア、ブイヤベース、サフランライスにも使われます。購入すると少しお高い、高級な調味料なんです。
よく見ると、畑のサフランは葉に噛み切られた跡があり、食べられていました。ウサギさんか、キョンか?
毎年、サフランの花が咲くと「さとの文化祭」の季節になったと感じます。


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これは私たちが着る洋服にも使われる木綿になるワタです。花の後にできる実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。熟すと裂けて開き、長い綿毛のある種子を出します。脱脂綿などの原料ともされます。


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茶色い色をのワタ、茶綿も観察できますよ。この茶色い素材の風合いを活かし、ストールなど作られるようです。茶色の綿は綿の原種です。UV(紫外線)カット効果が高いそうです。化学肥料や農薬を使っていないワタはオーガニックコットンとも呼ばれて、人気があるようです。

センターへ遊びに来た際は、畑の様子も見てくださいね。
by isumi-sato | 2015-11-07 17:31 | センターこぼれ話