1月14日、快晴。午前九時の気温は-0.5℃、今朝の最低気温は-4.6℃でした。
気象観測の湿球気温計の水が凍っていました。当センターでは、なかなか起こらないことです。この朝の湿度は80%なのですが、気温が上がる昼間は40%くらいにまで下がります。
日が昇って日かげが動いていきます。それとともに、中庭芝生の霜が移動して消えていきます。
写真奥の日陰が、少し前は足元までありました。一面白かった芝生の色が、薄茶色に変身して生き返っていくようです。
ベンチの座板も生き返ります。背もたれの日かげ部分が移動すると、白いところがわずかに残っています。
影の移動するスピードは、はじめは早く、少しずつゆっくりになります。
エノキの木の幹が作った影も動いて、芝生のわずかな白い部分がやがて消えていきました。
オオカナダモの水槽は、しっかり凍ってまるで中の藻が氷漬けになっているかのようです。枯れてしまわないでがんばっています。大したものです。
今朝は、快晴でほとんど雲は見えなかったのですが、空に見えた雲は不思議な形をしていました。
ひし形がとぎれとぎれに連なっていたのです。どういう具合でこんな雲ができたのでしょうか?
飛行機雲が強い風によって流された?
一方、春のきざしがあります。
ハクモクレンの芽です。
さらに、赤い皮を脱いで白いうぶ毛を出し始めた植物がいます。
日の光で輝いています。ネコヤナギです。
昼間の陽の力は、わずかながら強くなっている気がします。