本日、東京の小学校から4年生29名が来館しました。
宿泊学習の一環で20日から勝浦にある施設に宿泊して、中日の今日センターにやってきました。
今日は朝から生憎の雨模様、雨具を出したりしまったりしながらの体験になりました。
活動はまず館内説明から始めました。
ジオラマを使っていすみ市を紹介したり、館内で飼育しているミヤコタナゴを観察したり、展示してあるはく製を観察しました。
その後、2グループに分かれて活動しました。
今日は、1日滞在するので、午前、午後と活動内容を交代しました。
まずは工作、竹でっぽう作りです。
竹でっぽうとは、竹の筒に濡れた新聞紙を詰め、竹の棒で“ポンッ”と押し出す昔ながらのおもちゃです。
竹の筒をノコギリを使い自分で伐ります。
紙やすりで面取りをして、芯棒をさして完成させます。
完成後は、濡れた新聞紙を弾にし、飛ばして遊びます。
なかなか上手に飛ばせなかった児童もいたようですが、練習して“ポンッ”という音を響かせていたようです。
ここまで届くかな?
遠くまで飛ばせるように、練習して下さい。
続いて自然探検です。
雨が降ったり、止んだりなので今回は図書室にてルール説明とまとめを行いました。
マップを持って、班ごとに6つの問題を答えてもらいます。
日ごろ生活してる環境とは全く違う環境なので、地図を見ながらでもあっちに迷子・・・こっちに迷子・・・と、なりながらも、60分で蓮田~湿性生態園のルートを探検しました。
雑木林では渡されたどんぐりの木の名前を調べたり、蓮田ではクルミを題材にした問題を考えたりしました。
林道は、先日の台風の影響もありスギの葉がたくさん落ちています。
こんなところ歩きたくなーい!と、大騒ぎする児童もいれば、この道面白い!と、言う児童もおりました。
今日は時間がたっぷりあったので、湿性生態園まで探検に行けました。
道中、大きなクモがたくさんいた(ジョロウグモかな?)、ニホンアマガエルを発見した、小さくて茶色いカエルがたくさんいた(ウシガエルの幼体)など、様々な発見ができたようです。
探検後はまた図書室でまとめを行いました。
雨模様の一日となってしまいましたが、何とか外活動も体験してもらうことができ、職員もホッとしました。
明日も1校来館する予定なのですが・・・お天気がどうなることやら、心配です。