本日、東京の小学校から4年生43名が来館しました。
宿泊学習の一環で24日から勝浦にある施設に宿泊して、最終日の今日センターにやってきました。
竹をつかった工作と、マップを持ってセンターエリアに散らばる問題を解く自然探検を行いました。
まずは、竹の工作からご紹介。
メニューは、「竹でっぽう」というもので、竹の筒に濡れた新聞紙を詰め、竹の棒で“ポンッ”と押し出す昔ながらのおもちゃを作りました。
まずはノコギリを使って各自竹を切ります。
大人も補助をしますが、基本的にはグループで協力し合って作業します。
竹の縁は、紙やすりを使って面取りもしました。
面取りをした後は、筒の割れ防止と少しのしゃれっ気で竹筒の両端にカラフルなビニールテープ(絶縁テープ)を巻きました。
押し出す竹の芯棒をセンタースタッフが調整してあげて完成です。
弾に濡れた新聞紙を詰めて、縁側から発射!
はじめは中々上手く弾を飛ばせられませんでしたが、コツをつかんだ子は“ポンッ”と良い音を立てて弾を飛ばせるようになりました。
続きまして、自然探検のご紹介。
マップ片手に、センターエリア内を移動しながら5つの問題を解きます。
自由に園内を駆け周っている最中、クモの巣に自分が絡まった、クモの巣に他の虫が絡まっていた、大きなバッタが飛んだと、大騒ぎしながら歩いている姿が見られました。
昆虫広場に開けられた大きな穴の正体を突き止めたり、蓮田でクルミを食べている動物の正体を突き止めたりしました。
今回は、本物のどんぐりと写真を証拠に、渡されたどんぐりが実る樹を探す・・・なんて問題もつくりました。
耳を澄まして自然の音を聴きました。
虫の声や鳥の声が聞こえるのはもちろん、葉がこすれる音や小川のせせらぎが聞こえたという声がありました。
時間があいたグループは、フィールドスコープを使った観察も行っていました。
5つ全ての問題を解いたグループには、センター秘蔵のクリア認定スタンプを押して探検終了。
最後に、全体でまとめを行いました。
他の班におしえたいとっておきの発見は?という問題には、大きなバッタが飛んだ、クモがバッタをグルグル巻きにしていた、というものから、大きなハスの葉っぱが子どもの手11個分の大きさだったなんて発見もあったようです。
2泊3日の内、残念なことに2日間は大雨だったそうで、最終日にやっと外を駆け回れたと、そこが一番嬉しかったようです。
活動の後、お弁当を食べてセンターを出発していきました。
普段の生活とは全く違う環境で、楽しんでもらえたようです。