盛夏の頃はほとんど雨が降らなかったセンター周辺ですが、稲刈りすっぞと声が聞こえ始めたら雨が降る様になりました。
コシヒカリが倒れているなぁ・・・と思いつつ、ここ数日の涼しさに身体がホッとしているところもあります。
田んぼの見回りをしていると、竹林そばで稲とは別の小さい秋を発見。
ススキに穂が出ていました。
まだ花は咲いていませんが、風にゆらゆらなびいています。
昆虫広場では9月下旬から花が咲いていますので、ここのは少し早いのかな?
よく見ると、中には・・・
ツチイナゴの幼虫がぶら下がっていました。
こちらも成虫で越冬するイナゴなので、秋に入ってからの方が成虫の姿をよく見かけるようになります。
昆虫広場でよく姿を見かけます。
同じく竹林の縁には、カイゼル髭みたいな形のものが並んでいます。
ヌスビトハギの果実です。
林道ではまだ花の状態の株がほとんどでしたが、竹林の縁は生長の良い条件が揃っているのか既に写真の通りになっていました。
オオオナモミやアメリカセンダングサ程では有りませんが、“くっつき虫”で動物の毛や人の服にくっつきます。
鋭いトゲは無いので、服についたものをむしっても服がボロボロになったりはしません。
ヌスビトハギは在来のもので、これに“アレチ”がつくと外来になり、果実のくびれも3~5節になります。
今のところセンター周辺の巡回中には、アレチヌスビトハギは見つかっていません。
畑では、次の冬野菜の準備に入っています。
夏の間楽しませてくれたキュウリとトマトの棚を片づけ、畑を耕運しました。
次は、餅つきの日に活躍する大根や、白菜、キャベツ等々の栽培が徐々に始まります。
夏野菜が勢いを無くしつつある横で、秋に盛り上がる綿が熟しています。
花が終わって、果実が充実してきましたよ~。
コットンボールが弾けるのが楽しみです。