本日、「サフランの球根で飾り物をつくろう」を開催いたしました。
参加者は大人8名でした。
行事前は雨が降っていたのですが、今回は梅雨でも大丈夫な室内プログラム。
工作室に集まって作業を行いました。
まずはサフランとはどのようなものかというお話から始まりました。
スパイスとしてのサフランを知っている人は多くても、そのスパイスが何なのかという事を知っている人は少ないのではないでしょうか。
スパイスのサフランは、サフランという植物の雌しべです。
今日の講師は、サフランを広めようとご自分でサフランを育てて飾り物をつくり、販売もしています。
スパイスのサフランをもっと気軽に食べて欲しいということで、サフランの試食も行いました。
サフランというとパエリアやサフランライスなど、米と炊くイメージが強いですが、乳製品との相性も抜群だそうです。
今日は最も簡単に味わえる、ヨーグルトにサフランを混ぜた物とマヨネーズにサフランを混ぜた物を試食しました。
スプーンでグルグルっとかき回しただけで、ヨーグルトもマヨネーズも鮮やかな黄色に染まります。
他にもトマトとの相性も良いので、トマトソースやスープに入れると美味とのことでした。
姿と味を確かめたら、飾り物製作に入ります。
まずは講師がどういう工程で作るのか実演し、作業を確認しました。
今日使った材料はこちら。
藁苞(わらづと)を作り、その中にサフランの球根を5個入れワラで縛り、藁苞の先が広がる様にワラで編みます。
文章で書くとこの一行に尽きるのですが、球根を5個入れるのも油断すると1つ入れたら1つ落ちる・・・なんて、こともあり、球根を藁苞の中に入れるのに手こずる場面もありました。
また、ワラの先を垣根結び(男結びとも)しなければならず、この結びを使う講座ではだいたいここでつまづきます。
少人数という事もあり、丁寧に根気強く説明したためこの場では皆さんできるようになりました。
午前中に藁苞サフランは完成しましたので、午後からは三つ編みサフランを作りました。
三つ編みサフランとは、球根3つ使い、球根から伸びている葉を三つ編みして作ります。
ワラもほとんど使いませんから、こちらの方がお手軽です。
三つ編み用の球根は、葉が長いままの物を使います。
大きくて立派な球根です。
ただ葉を三つ編みに編むだけですが、最初と最後は垣根結びなので午前中に習得した技の復習です。
30分程で三つ編みサフランは完成させることができました。
(藁苞は講師作、三つ編みスタッフ作)
この飾り方は自分(講師)が考えただけのもので、この形に拘らず皆さん好きなように飾って、スパイスを利用して楽しんでくださいというお話が最後にありました。
終了後には、色々な話が聞けた、きれいな作品が出来た、11月の花とサフランを食べるのが楽しみといった声がありました。
花期は冬なので、開花を楽しみにお待ちください。
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蓮田のハスが一輪咲きました。
昨日のブログで取り上げたつぼみです。
撮影は朝9時ごろでしたが、花が閉じていく様が分かりました。
花の寿命は4日間。
1日目:朝4時~5時から開きはじめ、8時頃から閉じます。
2日目:深夜1時頃から開きだし、朝7~9時ころに満開になります。
3日目:深夜1時頃から開き、9時~10時頃までに開ききり、花径が最大になります。
4日目:午後に散ります。
他に咲きそうなつぼみは見当たらなかったので、まとまった花が見られるのは7月中旬になってからのようです。