1週間は更新しないので、この時期らしい写真でスタートです。
今年もあと3日を残すのみとなってしまいました。
ガラスに映りこんだ青空でお分かりのように、良いお天気。でも、日中になっても寒い日となりました。
そんな中、世の中は年末と関係ない話題であわただしいようですが、昨日のセンターもあわただしい一日でした。
年末ということで職員は全員出勤し、正月準備(大掃除、門松作り、正月飾りの飾りつけ等)を行いました。
昨日のブログで本日は門松作りを報告します、となっています。
そこで、昨日作った門松の制作手順を報告します、自己流ですので悪しからず。
太めの真竹の先端を鋸で斜めに切ります。竹は一つの門松を作るのに3本いりますが、同じような角度で同じ長さに切るのは難しいです。
竹は節をまたいで切ってあります。節から下は笑顔の口の形をイメージして切っているのですが、そのように見えますかね?
先端の斜め切りが終わったら、3本の竹の先端を10cm位ずつずらし、縄でぎっしりと縛り1.2m位の高さに元を揃え切ります。
市販のこもを購入し鉢に巻き付ければ作業は楽ですが、センターではお飾り作り用として専用の稲を育てています。この稲は青刈りをしますので、藁になっても青い状態が保てます。綺麗なのでセンターではこの藁を使っています。斜めの鉢に藁を巻き付けるのはちょっとした工夫を要します(20リットルの鉄製オイル缶を使うと楽ですよ、寸胴なので)。
竹は鉢の中に砂を入れながら立てます。微調整をしながら正面、左右どちらから見ても垂直になるようにします。
竹を立て終わったら飾りつけをします。門松の飾りは、竹、松、梅が基本だそうです。センターでは基本3種のほかに赤が入ると鮮やかになるので千両とクマザサで飾りつけをしています。
左右の門松が対称となるよう一対を玄関入口に飾ります。
門松は、お正月に歳神が、それぞれの家を訪れるための目印として、置いておくとも言われています。
センター行事で12/21、 12/22に「おかざり作り」を行いました。その時に作った門飾り(輪飾り、鳥居飾り)も飾りました。
玄関は「輪飾り」、農機具倉庫は「鳥居飾り」です。いすみ地方では両方の飾りがつかわれているようですが、農家のように数か所に飾る家では鳥居飾りが多いようです。
今年もセンターにおいでいただき、また主催行事にも参加していただき有難うございました。至らなかったところもあったかと思います。そこのところはご容赦下さい。
来年も職員一同、皆様の要望に応えられるよう努力いたしますので、本年同様宜しくお願い致します。
平成26年は1月4日(土)が開館日となります。
どうぞ、よいお年を。