センター雑木林も落葉し見通しがよくなってきました。雑木林から万木堰方向をみると青一色です。
この青は防獣ネットです。3年前から動物による食害や踏み倒しが始まり、今年はとうとう畑の周りにネットを張るはめになってしまいました。これからは野菜の花よりもネットの青が目立ってしまいそうです。
センターの畑では収穫体験用野菜として、サヤエンドウ、ナバナ、ソラマメを育てています。
サヤエンドウは順調であれば15cmくらい伸びているはずなのですが、伸びると食害にあい、どうしようもないのでネットを張りました。
幸い節を残して食べられたので、残った節より芽が出てきました。根切り虫だと根元から切られるので枯れてしまいますが、このてんはラッキーでした。食べた動物はたぶんウサギだと思います。
ネットを張ったついでに支柱も立ててしまいました。細めの布袋竹の枝を30cmくらい残しそこに蔓がからむようにしてあります。センター竹林の竹の有効利用です。
ナバナは発芽後まもなく台風の大雨で畝がながされ歯抜け状態になってしまいましたが、ネット張りの済んでいる畑に種蒔きをしたので、動物による食害はまぬがれました。年明けごろには花芽がつくと思います。
10月初めに植えたソラマメは順調に育っています。どういうわけか幹が食害にあいません。
サヤエンドウも豆、ソラマメも豆なのにソラマメは何故食べないのだろうか。
きっと美味しくないのですよ。いよいよ食べる物がなくなったら食べるかもね。
冒頭にも書きましたが、センターまわりでも動物の種類も増え、生息数も増えてきているようです。農家ではネットを張ったり電気柵を設置したりの対策をとっています。
”手間と金はかかるが、その分が作物の売値に転嫁できるわけではなし、まいっちゃうなー”といった声が山間部の農家の挨拶になりつつあるようです。