12月3日、快晴。午前九時の気温は6.2℃、今朝の最低気温は1.2℃でした。
風が弱いので、日中のひなたでは暖かい一日ですが、3時をまわると冷えてきます。
朝日を浴びるススキの穂は、フサフサです。
朝は、たくさん鳥たちの声が聞こえます。朝食の時間ですから。ヒーヨヒーヨ、ピィピィ、チッチッチッ、チィチィチィ、、、いろいろ聞こえます。
森の中から飛び出してきて、再び森の中に入っていく鳥の姿をよく見かけることができます。ヒヨドリ、メジロ、エナガ、ウグイス、モズ、ホオジロなどでしょうが、証拠となる写真はありません。
また、ススキの向こうからも、ジッジッジッという声が聞こえてきます。
冬鳥たちをカメラに収めようと少しの時間、上や下を見続けていましたが、一瞬姿をちらっと見せては森の中に入ってしまう鳥や、人の姿に敏感に反応して飛んで行ってしまう鳥が多くて、残念。結局、新しい鳥の姿を収めることはかないませんでした。ジッジッジッや、キョッキョッキョッの声の主を探したのですが、腕のせいもあって、、、。 撮影できましたらご紹介いたします。(最近、そんなのが多い、、??)
そんな時は、堰まで行くと必ず姿を納めさせてくれる鳥たちがいます。
観察者が柵から2~3メートル離れて控えめにさえしていれば、一斉に遠ざかっていくこともなく、水面をゆっくり動いています。
右側山の影、岸辺の近くと、左側倒木のまわりにそれぞれ数羽ずついます。
右は日陰、
左はひなた、カルガモたちはひなた好きと日陰好きがいるようです。
まだ、あまり寒くなっていないので、ひなたをむしろ暑いと感じる鳥たちがいるのでしょうか?
快晴の空に、葉をすべて落とし、その姿の特徴を見せている木があります。
当センターに割合多く生えているエノキです。
鳥が好んでついばむ実をつけ、大きく育ちます。都心の江戸時代の石垣の間に育った大木の姿を思い出しました。ここの幹にはウメノキゴケが少しずつ成長してついています。このコケは空気のきれいな場所に育ち、樹木には害はないといわれていますが、たくさん着いている木はやがて勢いがなくなってくるように感じます。
さてこの木が巨木の姿になるためには、あと百年くらいの時間の経過が必要でしょうか。
夕方になって、万木堰のカルガモたちは集合していました。
夏留まっていたのは20~30羽くらいなので、冬になって飛んできたものが合流して百羽近くの数になってきたようです。遠くからやってきたものばかりではなく、一時的に暮らしにくくなった近くの場所からやってきたものも混ざっているもようです。
今年は、カルガモ、カイツブリ、ウ、アオサギのほかにどんな鳥が姿を見せてくれるでしょうか?