センターの昆虫広場にはオギとススキが生えています。
来館者の方から、この白い穂はススキですか?と聞かれることがあります。
小生は、 ススキとオギです としか答えられませんでした。
ススキとオギの違いくらいは説明してあげたいと思い、その見分け方を調べてみました。
下の写真はどっちでしょう、ススキかなオギかな
これはススキです。
ススキは日当たりのよい比較的乾燥した場所に株で生えていて、昆虫広場では写真のような大きな株があちこちに見られます。
上の写真はオギです。
オギは、ススキのように一ケ所に大きな株となって生えるのではなく地面から一本ずつ平行に立って数センチメートルの間をあけて生えています。
昆虫広場のじめじめした場所に群生しています。
穂を比べてみると(写真は以前のものを再利用、今日は雨で撮影できず)
ススキの小穂は毛が短く、まん中に「ノギ」がある(赤丸がノギ)。
オギの小穂は毛が長くススキより白くノギがない。
以上のような違いがあります。
ススキとオギの見分け方としては、株の状態で生えているか、一本ずつはえているかで区別するのが簡単と思います。
穂にも違いがあるので比べてみて下さい。また、葉っぱも、手が切れそうなのとそうでないのとか、ご自分で比べてみてはいかがでしょうか。
センターの土手や田んぼの畦では他の植物が黄ばんでいく中、ヒガンバナの緑が目立ってきました。
9月の彼岸のころには真っ赤に咲いていたヒガンバナもすっかり枯れてなくなり、そのあとから緑の葉が出てきました。
ヒガンバナは他の植物が枯れる冬場に太陽を独り占めして球根に養分を蓄え、一時枯れた後に突然茎が伸び花を咲かせます、冬の貴重な緑です。
追記
今日のセンターは予想以上の降雨で以下のようなことがありました。
今日のセンターは朝から大雨で6時から12時までの降水量は120mmでした。
水路からは水が溢れ、一部田んぼにも流こんでしまいました。
万木堰の水も増え排水管の上まで水位が上がってしまいました(写真の赤丸部分が排水口の設置場所、水位の上昇で配水口がかくれて見えない)。
13時ころから雨は小降りになりましたが、大雨洪水警報は出たままなので堤を超えて溢れるのではないかと心配です。防災無線からは避難所のアナウンスが流れています。
また、11時ころセンター建屋内では一部の電気回路で停電が起きてしまいました。手におえないので電気屋さんに来ていただき、漏電ブレーカーを一つずつチェック。とりあえず昼前には一部で回復させました。雨漏りのする建屋なので漏電が原因だろうと、天井裏にあがって雨漏り箇所をしらべましたが見つかりませんでした。15時ころに復旧させましたが、一部回路を遮断しての復旧となっています。ただ、遮断した回線が何のためにあり、どこで使われているのか全く分かりません。図面にないコンセントがいくつもあり、とんでもないところ同士が結線されていて、「何でここが動かないの?」状態でした。そのうち、「この回路だったか」と判明すれば修理しなければいけないのですが、大工事になりそうな予感。
雨降りの日曜日、のんびりできると思ったら大間違いでした。