9月には、センターの人気行事である“稲刈り体験をしよう(9/7)”及び“いも掘り・焼きいもにチャレンジ(9/28)”が予定されています。
そのもととなる稲とサツマイモの生長状況を報告します。
以前のブログで報告しましたが、4月末に植えた稲苗はアオミドロに生長を阻害されたり、イネドロオイムシの食害にあったりして生長が遅れ気味でした。
しかし、今年は梅雨が短く気温が高くなるのが早かったので、イネドロオイムシの自然消滅が早く(6/14ブログ参照)また、追肥もしたので勢いを取り戻し生長しています。
稲の茎を見てみると大分膨らんできました(“穂ばらんできた”とも言います)。
この膨らんだ部分を裂いてみると中にはモミのついた穂が形成されています、出穂まじかです。
今月下旬までには穂も出揃い、徐々に稲も緑→黄緑→黄金色に変わり9月初には稲刈りができると思います。
サツマイモは植え付けから約2ケ月がたちました。
どの茎葉がどの苗から出ているのか分からないくらい繁茂してきました。
ツルは隣りの畝まで届くくらいまでどんどんのびています。
サツマイモは根の出ていない苗(茎葉)の3~5節程度を地中に埋めます。5日も経つとこの節から白い根が出てきます。
そういう性質の作物だから伸びたツルをひっくり返してみると、地面に接していた節の部分からは発根しています。
発根するとその根の先にイモがなるので、そちらにも養分を取られてしまいます。
そうすると本来畝の中で大きく育たなければならないイモに養分がとどかなくなり、畝の中のイモが大きくなりません。
そこで
“つる返し”といって、伸びたツルから出た根を元の畝の方にひっくり返し、土中に伸びた根を土からひきはなし、土中に根が伸びないようにします。
今日はこの作業をやりました、流石に暑かったなー。
稲刈り・いも掘り体験に参加された方に喜んでいただけるよう世話をしていきたいと思っています。