5月6日、晴れ。午前九時の気温は19.8℃、今朝の最低気温は9℃でした。
連休最後の二日ほどは、この時期らしい暖かさが戻りましたが、朝のニュースでは北海道帯広で雪が降ったとか。
センターでは、連休はじめ4月28日に行った田植えの苗は元気に成長し始めています。
今年は冬の間、上の田んぼにずっと水を入れていました。
藻が多く発生しているのは、その影響のようです。
コナラの葉が大きくなりました。
よく見ると穴がたくさん開いています。
犯人を捜すと、固まって犯人がついていました。
アオムシ毛虫たちも元気になるこの季節です。
クリの葉も大きくなりました。
これには穴が開いてはいませんが、一見実に見えるようなものがついています。
虫こぶまたは、虫えいです。原因は、昆虫の寄生や、ダニ、菌などで、植物組織が異常な発達をしてこぶのような突起を発生します。
この虫こぶは色が赤くてサクランボのように一瞬見えるかもしれませんが、虫こぶにはきれいに見えるものから、いかにも怪しそうな害を感じさせるものまでいろいろあります。
クリの場合は、クリタマバチによるものがあげられるようです。
畑のセイヨウナバナについていたお客さんは、さらに成長していました。
見つかったと、くるりと体を丸めていました。ガになるのでしょうか?
鳥にとってもなかなか魅力的な食糧になっているのだと想像できます。
センター畑では、サツマイモを植えるための畝つくりが進行しています。
数日天気が良くて土が乾いているため、畑の水やりに余念がありません。
万木堰対岸の樹木は、今ミズキの白い花が目立っています。
フジも今年はよく目立っています。
そして、フジの足元の水面を、
フジの花いかだが丸く彩っているのを発見しました。
湿性生態園の水面にも、花いかだが、。
水面の下には、フナたちが、、。日本画の題材のようですね。
フジは、つるかご、紋章、鑑賞と、日本人の生活や伝統文化に密接な関連をもつ日本固有種です。
ノダフジは、右巻きで、ヤマフジが左巻き。
フジを見直した連休最後の夕方でした。