4月26日、晴れ。午前九時の気温は19.2℃、今朝の最低気温は10℃でした。
ホケキョ と ケンケン と、ホトトギス、キジの鳴き声をよく耳にする毎日です。
昼過ぎに一時的に強い風が吹いて、通り雨が降りました。
そのあとは、再び晴れて春の日ざしが降り注ぐ一日です。
毎朝、草地の昆虫広場、田んぼを飛び回ってまわりの樹木の枝を行ったり来たりしている鳥がいます。
昼過ぎの一時的に天気が崩れたころ、電線に止まったモズが一生懸命にキィーキィーと鳴いていました。
ホタル水路近くの草むらには、ニホンアカガエルが草に隠れながら移動していました。
すぐ近くの地面には、ニホンアマガエルが移動中。
動いてくれなければ草に紛れて、気が付かないところです。
ウツギの花が開いてきました。今は蕾と両方が観察できます。
もうすぐ、満開でしょうか。
水路沿いのカラムシが育って、毎年のように群落になるとわかるようになりました。昔は、繊維をとって布を作ったかとか。やがてフクラスズメがエサにしてよく姿を見ることができます。
万木堰対岸のアカメガシワの新葉が日に日に育って、今は赤緑色に見えてきました。
拡大するとご覧のとおりです。赤く見えるのは、葉緑素がまだ十分足りていないためですね。
少し離れたハゼノキと枯れた蔓に止まっている白い鳥がいます。
アオサギでした。
観察者が木の陰など直接見えないところから見ていれば、逃げずに観察できました。首を前や後ろにまわして、周囲を見回しているようすです。堰にいる魚を狙っているのでしょうか。
堰やや奥のスギの倒木の上は、日当たりがよくなったのでいつもの通りカメたちが並んでいました。クサガメ、ニホンイシガメ、ミシシッピアカミミガメがいるようです。甲羅の背中のキール(尖った稜線状の線)が三本あるのがクサガメ、一本だけがニホンイシガメです。
少ししてもう一度覗くと、ウ(カワウまたは、ウミウ)と一緒に並んでいました。
ウは、少しでも人に気づくと急いで飛び立ちます。ここも木陰から一枚撮影しました。夷隅川河口では、ウは人がいても飛び立つ気配はないのですが、、。不思議な違いです。
カメとウは、お互いは気にならない関係のようです。
周辺の山は、フジが盛りで藤色が目立ちます。
堰の近くには、白いフジも咲いていました。
新緑の湿性生態園のヤナギ林と木道です。
気持ち良い季節になりました。
自然の中でゆっくり散策にお出かけください。
お待ちいたしております。
--------お ま け------
最近、夕方になるとおいでになります。田植えの後も来てくれて、雑草を食べてくれるとありがたいんだけどなぁ・・・