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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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明日は炭焼きイベント、準備です

2月8日、晴れ。午前九時の気温は4.7℃、今朝の最低気温は1.0℃でした。
今日は北風が強く吹いて、空気が冷たい一日でした。

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明日の行事、「炭焼きにチャレンジ」に備えて準備を行いました。

過去、炭にする材をいただいてきたり、燃料となる薪をもらってきたりと、当ブログにも取り上げています。
それなりに準備に時間をかけています。

そして今日は細かな道具のチェックをして、足りないものは補充しました。
明日は参加者の方々と、倉庫からいろいろなものを出して、穴掘りをして窯を設置して・・・と、いろんな作業が待っています。
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ドラム缶、煙突、スコップ、鍬、うちわ などなど 炭焼きに使う道具を
農機具庫から引っ張り出して 明日すぐに使えるようにしました。

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炭焼き用の薪材、焚き付け用のシバ も積んで用意してあります。

なぜ、センターで炭焼きをするのでしょう。

センターでは自然に親しんでもらうための観察会や、里山の文化を体験してもらう講座を開設しています。
炭焼きもその一つです。

皆さんは里山のイメージするとき、何を思い浮かべるでしょう。

豊かな森?でも北海道の山々の森や世界遺産の白神山地の森、富士山の樹海などと違うことは直感的に理解していると思います。
里山の森はいわゆる雑木林です。シイ、カシ、コナラなどが代表的でしょうか。昔の人たちは雑木林に入り、落ち葉を拾って堆肥にし、薪を作って燃料にしていました。さらには定期的に伐採し炭を作っていました。雑木林は薪炭林でもあったのです。
雑木林は常に人の手が入り、木々は更新萌芽を繰り返していたのです。逆に言えば、手を入れない雑木林は死んでしまう・・ということにもなります。

センターの炭焼は、そんな昔の里山では普通に行われていた人々の生活の一部を体験してもらう、といった行事なのです。

もっとも、工作室には囲炉裏もあることから、そこで使う炭を調達する、といった意味合いもありますけどね。

天候は、晴れて寒くなるようです。風は北風のようで、さてうまい具合に炭が焼きあがるでしょうか?
結果は、一晩後の日曜の午後にお知らせできると思います。


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小水路の水の流れが少ないところに、ニホンアカガエルの卵塊を見つけました。

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左側は水が流れていて、右側は水の動きがないところです。
画面の真ん中です。



午後に、ツグミの姿を撮影しようとカメラを構えていましたが、すぐに手が冷たくなるほど気温が下がってきました。
2.3年前は、昆虫広場でよくツグミが姿を現わし、撮影に協力してくれたものですが、なぜか昨年今年は、逃げ足が速くて、人の姿を見つけるとすぐに飛び立ってしまうもようです。

夕方4時過ぎには、北風が強く気温も下がったように感じたため、百葉箱を確認しました。16:20で、北の風6.0m/s 気温は乾球で4.1℃、湿球で-0.3℃ と下がっていました。湿度はというと、朝は45%でしたが、夕方は28%にまで下がっていました。カラカラの風ですね。

雑木林や畑では、鳥の姿があまり見えませんでした。
夕方の田んぼで、よく観察すると 刈り取られたイネ株の間をエサを探して動き回る野鳥を見つけました。

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どこにいるか、発見できますか?

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真ん中を拡大しました。田んぼの泥をつついて 虫かミミズかを探しているようです。


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眠りにつく前の夕食でしょう。
ハクセキレイも切株の間を動き回り、食べ物を探して動き回っていました。


この鳥たち、寒い夜は、どこで眠っているのでしょうか?
by isumi-sato | 2013-02-08 18:10 | センターこぼれ話