昨日同様、妙に温かい一日でした。
湿度も高く、センターでの最高気温は18℃でした。
昼間は、上着もマフラーも必要ない程温かく、久しぶりに身軽なままセンター周辺を巡回できました。
驚くことに、ニホンアマガエルが元気いっぱいに鳴いていました。まだ早いぞ。
林道では越冬中のホソミオツネントンボが、日向を数頭飛び交っていました。
他にも越冬するキチョウとアカタテハがヒラヒラと飛んでいました。
人も活動しやすい一日でしたが、これで急に明日寒くなったら身体もびっくりしちゃいますね~。
昨日、今日とは温かったですが、既に霜も降りるような寒い日が続いています。
そうなると、集団越冬する生き物たちは準備万端、集合中です。
ヨコヅナサシガメ。
冬の風物詩ということで、過去に何度か取り上げている昆虫です。
カメムシの仲間で、このようななりですが肉食です。
都市公園でも普通に見られる昆虫ですが、実は外来種なんですって。
林道で、ぐるっとアクロバットな動きをしている植物発見。
ノササゲのサヤが弾けています。
果実が熟し乾燥すると捻じれながらサヤが割れ、中から種子(豆)が露出し、散布されるそうです。
サヤの色も豆の色もご覧のとおり派手で、秋の枯葉色が多いヤブでは目立ちます。
今日はどんな鳥が見られるかとヤブを覗くと、いつもより多目にけたたましくヒヨドリが鳴き、飛び回っていました。
他の鳥は見えないかと、じーっとおとなしく待っていると、すぐ近くにアオジがやってきました。
アスファルトの上をピョンピョン歩いていると、さすがに目立ちます。
ただ、これが落ち葉や枝が積もる土の上になると・・・
一瞬に周りの風景に溶け込んでしまいます。
よく考えられた保護色ですね。
見慣れ過ぎた鳥と言って侮れません。