12月4日、雨のち曇り。今年は雨の日が多い冬の初めです。
午前九時の気温は9.0℃、今朝の最低気温は2.0℃でした。
水をためている田んぼに、何か生きものいないかなと眺めてみました。
イネの切株の間に動いて隠れた黒くて丸い水生昆虫は、ガムシの仲間のようです。
どうやら今一番動きのある田んぼの生きものは、この写真の生きもののようです。
イボクサの間です。
クモたちです。泥の上、草の上、水の上どこでも動いていきます。あちこちにいます。
あぜや草の根元で休憩しつつ、水面を歩いていきます。
ネムノキの種が入っているさやは、風ではるばる田んぼまで、数十メートル以上は飛んできたようです。
近くの湿った土の落葉をかき分けてみると、
葉っぱの下にケラの子どもがいました。
土の中で「ジイイ」と鳴く、土中、陸上、空中とこれもいろいろなところを移動する虫です。
そのほか、小さなバッタもいました。そして畔の近くには土のトンネルの穴が開いています。その中では、アメリカザリガニが、間違いなく休憩中です。
冬の水路をすくってみました。
メダカのいる小水路、草の根元では、メダカ、モツゴの赤ちゃん、マツモムシ、アメリカザリガニの赤ちゃんがいました。
ホタルの飛ぶ水路の木杭護岸には、
元気なスジエビたちがいました。
夏よりも透明で、冬のほうが生きがよいように感じました。
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鳥を観察している方から、写真をいただきました。(感謝です!!)
いすみの南部の田んぼには、本格的な冬を告げる コハクチョウ たちが
はるばるシベリアから飛来し始めたもようです。
頭の黒いほうは、今年生まれの幼鳥です。
1歳というのに、日本海、日本列島を縦断して飛んでくる体力は、大したものですね。