8月11日、曇のち晴れ。午前九時の気温は29.3℃、今朝の最低気温は24.2℃でした。雨が降りやすい大気模様と予報が出ています。房総半島のあちこちで局地的に強い雨が降っているようです。
お盆休みの帰省が今日から始まりました。センターにも帰省した家族連れの方々が見えています。
イネが実る田んぼの脇で、水路のザリガニと遊んでいる子どもたち。
田んぼの縁には、アゼムシロの花が咲いていました。5から10mmにもないくらいの小さな花です。
湿性生態園を歩くと木道沿いのカラムシに、葉を折りかえされた柏餅のような形の葉がいくつか見られました。葉を食べては、巣を移動している様子です。
失礼して、中を拝見させていただきました。
いました、いました。幼虫です。
明るい光が来ると迷惑そうに、日影のほうに移動していきます。
調べてみると、カラムシによくいるのは アカタテハ や フクラスズメ のようです。 どうやらこの幼虫は、アカタテハ の終齢幼虫でした。
アカタテハは、成虫で越冬するので、今度の冬にアカタテハを見つけたら、この幼虫かもしれません。
写真は、11月に撮影したアカタテハです。
各種のセミの鳴き声が聞こえています。
ヒグラシの声も聞こえてきました。
湿性生態園からの帰り道、杉の人工林を解説している板のところで、
思わぬ森の住人と鉢合せしました。
その住人は、一生懸命に草を食べていました。
ニホンノウサギについては、7月号のセンター機関紙「さとのかぜ」にも取り上げています。
いすみのさと での休暇をのんびり過ごしてください。お待ちしています。