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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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まだまだ続く春の風物詩

昨日の天気から一転、太陽も顔をのぞかせ心地よい一日となりました。
風が吹くとサクラの花びらが舞って、散る時まで華やかな花だと改めて思います。
昨日の風雨で、センター駐車場近くのソメイヨシノはだいぶ散り始めていますが、週末までお花見はできるでしょうか?
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センターでのお話ですと、畑近くのソメイヨシノはまだ見られるのでは?と、思います。
そして、センターの中で大きな株があるのも畑そばの樹です。
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いすみらしい?菜の花との共演もしております。
(サクラの樹の下に野菜クズなどを積んでいるので、時期になると自然と菜の花畑になります)
ただ、一つ難をあげるとすると、道路沿いなので・・・
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全景を撮影しようとすると、ガードレールが映りこんでしまうことでしょうか。
写真にはありませんが、すぐそばに東屋があり、万木堰とサクラを眺められる休憩スポットになっています。
ここでのんびりするのもおすすめです。


さて、春の風物詩をさまざま紹介していますが、湿性生態園ではまた一つ「春の風物詩」が始まっています。
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フナ(ゲンゴロウブナだと思うのですが未確認です)が産卵期をむかえ、浅瀬に集まってきています。
産卵はダイナミック!浅瀬というか、もはや体半分陸地に上がってしまうような場所で、激しく体を打ち付けて大きな水音を立てて行われます。
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バシャ!バシャ!バシャシャ!と、聞こえる水音は、まるで水の中からなにか大型の物が上陸しているような音がします。
でも振り返っても何もいない・・・存在を知らないと、ちょっとしたホラー体験です。
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実際は、ホラーどころか必死に次の世代を残そうと、力の限り産卵している魚たちが活動しているのです。
林道から、木道から、じっとしているとその営みを観察できます。
その力強さに圧倒されると思いますよ。

そして、改めていうことでもありませんが、ここは釣り禁止区域なのでよろしくお願いいたします。


畑ではニホンアマガエルの姿を多数観察できるようになりました。
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昨夜はシュレーゲルアオガエルより、ニホンアマガエルの声のほうが多く聞こえたたので、そろそろ勢力図が変わる頃(シュレーゲルが先に繁殖期をむかえる)でしょうか。
ニホンアマガエルも、シュレーゲルアオガエルも、センターでは春の風物詩です。
by isumi-sato | 2012-04-12 18:06 | いきもの