今日はどんよりお天気で、一日曇ったままでした。
お天気が悪い中ですが、ある情報を頂いたので少々遠出をしてきました。
その情報は、敷地内の水溜まりにトウキョウサンショウウオの卵のうが有るよ、成体もいたよ、アカハライモリもいたよ~と、いうものです。
そんな話を聞いたら、ぜひぜひ見てみたい!と、いう訳で早速出かけてきました。
途中、アライグマの足跡を見つけにらみつつ…
別ポイントのトウキョウサンショウウオの卵のうを確認しつつ…
(約中央、左壁に1対産み付けられています。分かりますか?)
せっかくなので、万木城遊歩道の状況も見てみようと、万木城まで登ってみました。
展望台からの風景です。
曇りなのが残念ですが、田んぼの準備が着々と進んでいるなと、いった風景が広がっていました。
展望台から見える田は、4月下旬には田植えが終わってしまうことでしょう。
ついでのついでに、近くにあるカンアオイスポットに花の確認に向かいました。
地際に咲くのでそ~っと落葉をどかして…
ありました。
花が4つ確認できました。
トウキョウサンショウウオ、アカガエルと同じく、まだ寒い時期にひっそりと開花します。
(千葉県植物ハンドブックでは、花期10月~2月)
今年も観察できて一安心。
最大目的地の産卵スポットは個人の敷地になりますので、詳しい場所は省きますが、夏場の水枯れが無いのなら大変理想的な場所にありました。
水深20cm前後、落ち葉や枯れ枝がたくさんあり、餌も豊富!
餌になるミズムシ…わらわら泳いでいました。
卵のうは最低でも50個はありました。
単純計算、50÷2で25頭(1度に2つ、1対産卵)メスがここに来たわけですね。
アカハライモリは見つけられませんでしたが、トウキョウサンショウウオの生成体は2頭泳いでいるのが確認できました。
見つけてもすぐに、落ち葉の中に逃げられてしまったことから、そこそこの逃げ場もあるようですし、他にももっといたのでしょう。(落ち葉がかなり堆積しています)
それにしても…こういった場所が、個人の裏庭?だっていうのですから、すごいな~と感心&感激しきりです。
またお天気の良い日に観察に行きたいと思います。