先日の台風では、いすみは風が強く畑のワタはバタバタ倒れてしまいました。
支柱を立てて、転倒をなんとか防ぎまして、今のところ枯れずに育っています。
花はだいぶ終わりかけていますが、まだ咲いています。
こちらは白いワタの花です。
センターでは茶色いワタができるのも育てています。
こちらは茶色いワタの花です。
さて、違いは何でしょうか。
一見すると、花の違いはイマイチ分かりませんでした。
ただし、別の部分に一目で分かる違いがあります。
上が白いワタ、下が茶色いワタの苞(ほう)です。
茶色いのワタは、苞に色がついているのです。
この部分、花のつぼみに見えますが、本当のつぼみはこの中にあります。
めくるとご覧のとおりのつぼみがあります。
つぼみが膨らんで、花が咲いたあとは、このように…
コットンボールが育っています。
開花後40~60日で、コットンボールは弾けるそうです。
40~60日とは…まだまだ先が長いですが、今後が楽しみです。
ワタの花を観察していると、なんだか可愛い姿を発見。
ハエトリグモの仲間のようです。
ぬいぐるみのような前脚と、つぶらな瞳がキュートです。
「ハエトリ」と名がつくように、ハエを含む小型昆虫を主に食べるそうですが、クモ限定、アリ限定と決まった獲物を狩る種もいるそうです。
網を張って獲物を獲るのではなく、徘徊性のハンターです。
可愛い顔して、素早いジャンプ&ダッシュで、獲物を狩るようです。
この撮影時も、まるで忍者のような跳躍力で、葉から葉へ飛び移って姿が見えなくなりました。
1cmあるか無いかの体長で見事なものです。
昆虫広場には、同じくハンターが草の茂みに潜んでいます。
カマキリ
草の色と同じで、それが保護色になっているのでしょうね。
バッタ類が多いせいか、茂みの中をよく見ると結構な数遭遇します。
時にはバッタをくわえた状態で…どちらも必死です。
湿性生態園では、ワレモコウの花が咲き始めました。
(共演:ノシメトンボ)
まだまだ暑い日が続きますが、季節は秋に移っているのですね。
とはいえ、週間天気予報では連日30℃超える予報、そろそろ涼しくなって欲しいものですね~。
秋の植物の姿も出てきました。
自然のなかでゆったり過ごしてリフレッシュ!
ご来館お待ちしております。