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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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まっ赤っか!

快晴の日々が続きます。
空は抜けるように青く、太陽はギラギラ。
朝から30℃を越える日々に、少々ぐったり気味です。
そんな中、驚きの差し入れを頂きました。
まっ赤っか!_a0123836_15202254.jpg

ギャーオン!とか、鳴きながら襲ってきそうなまっ赤なこれはさて、なんでしょうか。
もう少し整列して下さいと、整列させたのがこちら。
まっ赤っか!_a0123836_15213483.jpg

案外つぶらな瞳です。
御年輩の方は、幼少のころに食した方も多いのではないでしょうか。


正解はアメリカザリガニ。


差し入れ元は、今日開催されていた「いすみ楊枝」の会からいただきました。
実は、以前から年に1度程度、アメリカザリガニを食す会(宴?)が催されているとは聞いていたので、一匹分けてもらえないかな~と、思っていました。
そうしたら、なんとどんぶり山盛り1杯くらい差し入れてもらい、大変驚きました。
まっ赤っか!_a0123836_15264025.jpg

茹でてしまえばただのエビにしか見えません(パセリを添えたい)。
食べたところは腹の部分だけですが、癖も無く美味です。
高級フランス料理の材料だというのも納得です。


アメリカザリガニは、全国で増え過ぎて問題の起きている外来種です。
駆除に力を入れている地域も多いことでしょう。
その駆除方法の一つとして、食べてしまというのは、それ程突飛な話ではないように思えます。
塩茹でされたシンプルな物を頂きましたが、ちゃんとエビの味がしました。


ところが、食べて駆除!と、大声で言うにはすんなり行かない壁もありそうです。
泥抜きをさせたり、食べるところが見た目より少なかったり、寄生虫対策で火を完全に通さなくてはならないなど、調理に手間がかかります。
生息地(ドブ、下水流入水路、用水路)などを考えると、全てのザリガニが安全に美味しく食べられるというわけでもなさそうです。
ゲテモノ食いのイメージというのも大きいですかね。


でも、美味しいのだし、駆除に汗流したあと、そのアメリカザリガニで一杯…なぁ~んて、実に無駄が無いような気がするのですがね。
さて、皆さんはどう思われますか?
by isumi-sato | 2011-07-17 16:31 | センターこぼれ話