センター敷地内にはハス田があります。
例年、7月上旬はハスの花が咲き誇っていて、写真を撮りに来られる方もたくさんいらっしゃいます。
ハスの花は早朝に咲き出すことから、センター開館前に来られる方もいらっしゃいます。
そのハスの花を観賞するために木製デッキを設けてありますが、寄る年波には勝てずだいぶ傷んできました。
板がめくれあがっていたり、歩くと沈み込む板もありました。
職員としてもお客様に安心してみていただきたいと思い、一念発起、自分たちで補修作業に取り掛かりました。
材料は製材屋さんやホームセンターで購入しました。
傷んだ板をはがして気が付いたのですが、1枚が5cmもあります。めくれあがっている板で厚さを測ったら3cmだったのに・・これは板の途中から半分だけめくれあがっていた結果でした。それであわてて材料を買い増ししました。
作業をしていたら、来館者の方が見かねたのか・・電動工具を家に取りに帰り手伝っていただきました。
職員3人とボランティアの方1名、合わせて本日は4人がかりでの作業となりました。
めくれあがっている板で、釘で押さえられるものはとりあえず釘打ちで対処しました。
それでもどうしようもない腐っている板は交換です。
はがした板の代わりに新しい板を2枚重ねて厚さを同じにしました。
板をはがして気が付きましたが、板は厚みの中心あたりがもっとも腐っており、2枚に分かれてはがれる、という状況です。なぜ板の中心から腐ってくるのか。
じつは、デッキの板は水が下に漏れないように?隣り合う板の端を ┗ と ┓ のように加工し組み合わせてありました。そこに水がたまり板に浸み込んでいったのでしょう。丁寧な加工なのですが・・そんなワザは素人の私たちにはできないので、素直に板を敷きました。
根太木は擬木でした。
無事完成。
他にも、板の色が変わっていれば取り替えたと思ってください。
とりあえず、本当に危ないところは対応しましたが、これからもたくさんの人が歩けば他でも傷んでくるでしょう。これからはいたちごっこの修理対応となりそうです。
でも、今シーズンのハス週間(7月5日から)は安心してデッキを利用してください。
御来館をお待ちしています。