林道沿い、ホトトギスの花もたくさん見られるようになりました。
どうにも素敵に写真が撮影できないのですが、ずらりと花が並んでいるのは伝わるでしょうか。
この株、写真に写っていない花も含めて、花は19段ありました。
その姿はなかなか壮観です。
既に種子ができているものもありました。
緑色のさやが茶色に熟して乾燥すると、裂けて種が落ちるようです。
多年草なので、大きな変化がなければ来年も花が見られるかな?と期待です。
ホトトギスは、ルリタテハの幼虫が食べる食草で、なおかつルリタテハはヤマユリも食草にします。
どちらもセンター周辺にそれなりに分布しているのに、ルリタテハの成虫をあまり見ていないような…実際にはたくさん飛んでいたのでしょうか。
ルリタテハ。
今年はセンター周辺のトンボ事情について調べたので、来年の夏はチョウについて調べてみようと思います。
センターにいらした際、何か面白い生き物を見つけたら、ぜひ教えて下さい。
目の数は増えたほうが、発見も増えると思いますので。
昼間からホンドテンやホンドタヌキが歩いていたという報告も、実は来館者の方が教えてくれたのです。
哺乳類との遭遇は、タイミングが命ですからね~。
職員が遭遇したニホンリス、ニホンアナグマ、ニホンイノシシ、ニホンイタチも、イタチ以外は一度しか出会えていません。
このところのぐっと気温が下がった天気に、トンボ達も、今までいた林道沿いの道や、水田の水路沿いから畑や堰近辺の樹上に場所を移してしまいました。
そうなるとなかなか撮影が上手くいかず、なおかつ最近トンボ達に異様に避けられてしまいます。
夏は仲良くしてくれたじゃないのと、思わず嘆いてしまうのですが、夏は暑過ぎて動きたく無かったのかな…原因はよく分かりませんが、1mくらい近付くとサッと逃げてしまいます。
今日撮影出来た精一杯のマイコアカネ。
盛夏のころ、たくさん写真を撮影した気になっていたけど、改めて振り返るともう少し良いアングルと、きちんと成熟した色味を撮影したい…と欲を出しています。
その邪念が伝わるのでしょうか…季節が終わる前にもう一度きれいなマイコさんを撮影したいです。
こちらアキアカネ。
こちらにいたっては、シャッターを押す瞬間に、前翅を下げて胸の模様を隠す!
3回取り直しても、押す瞬間にすっと翅を下げて、最後はビューンと樹上に移動されてしまいました。
なんで~。
明日、明後日とお天気が悪いそうですが、週末は回復するようです。
秋の日に自然散策などどうでしょうか。
来館お待ちしております。